施術手順 of ソケットリフト

1.X線写真(パノラマ等)、CTを撮り、残存骨の骨高径を調べておきます。

2.
最初にガイドドリル(Initial-drill)を使用します。残存骨の骨高径より2~3mm短くなるようなStopperを必ず装着します。

Initial-drill1.png

3.
次に、骨高径より1mm 短いStopper を装着した適切なサイズ(骨密度を考慮して)のS-reamer でドリリングします。

安全のために、Stopperは1mmずつ長くしていき、ドリリングを進め ます。

principle-03.png

4.
フィクスチャーの径と上顎洞内への埋入深さを考慮して、S-reamerのサイズを決めます。

diameter.png

Initial-drill1.png

※S-reamer Diameter Selection(インプラントの上顎洞内への埋入深さによります。)

5.
Stopperが歯槽頂骨に当たっても、まだ上顎洞下の皮質骨壁を貫通できていない場合には、1mm長いStopperに換えて、更にドリリングします。

ha_gorigori.png

6.
皮質骨を貫通した感触が得られたら、付属のDepth Gaugeで残存骨の骨高径を測定します。Depth Gaugeの端を上顎洞壁にひっかけて、正確な骨高径を測定します。

(注意:Depth Gaugeを上顎洞内に1mm以上挿入しないこと。)

SCA(depth_components)3.png

7.
貫通した際に、膜の状態をチェックするために、患者の鼻を閉じて、次に膨らませます。

8.
Bone Carrierと適切な長さのStopperを装着したBone Condenserを使って、骨を填入します。

condenser.png

9.
膜の拳上高さに応じた骨量を填入します。
膜を1mm拳上したい場合は、0.1ccの骨量が必要と思われます。

10.
より横方向に膜を拳上するには、少なくとも0.3ccの量の骨を填入し、その後適切な長さのStopperを装着したBone Spreaderを使います。
Bone Spreaderの小さいサイズの方はS-reamerのø2.4 - 2.8mm用で、大きいサイズの方はS-reamerのø3.2 - 3.6mm用です。

spreader.png

11.
骨を0.2~0.3ccを填入する毎に、Stopperを装着したBone Spreaderで骨を拡げていきます。
この場合、Stopperのサイズを長いものに換えていく必要はありません。

12.
上顎洞内への骨の填入が終わったら、より大きい直径のドリルを使って、骨孔を新しくします。

13.
歯槽頂骨の骨密度により、カウンターシンクが必要とケースもあります。
D1とD2の場合には、使用した方が良いと思われます。


14.
最後に、フィクスチャーを埋入します。